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今月のふじみ園長のコラム
高田保育園の伝統的一大イベント
高田保育園の伝統行事は何か?と聞かれたら、その一つに『お相撲大会』は外せない。20年前は、髷に似せたカツラをかぶっていたように記憶するが、いつからかそんなものは邪魔になる、気になって取組めないと言うことでなくなった。進行・判定役の行司が本格的になってきたのも、思い起こせば、当時高田保育園初となった男性職員の採用がきっかけとなっているような。なくてはならない盛り上げ人。その時の成り行き、普通に思う日常の流れの中で歴史は築かれている。
そして、なぜそんな園長が誇る伝統行事を保護者に見せないのか、、、というところ。
園児が観戦するのでスペースがないのは理由の一つではある。絶対見てほしい友達の表情。応援できる子は応援してもらえる人になる。礼に始まり負けても勝っても礼で終わる。この人として大事なことを幼いうちから見て感じてほしい。
家庭社会から外社会に出て成長していく子どもたち。親がいないところで、自分で考え自分で行動する。すごく嬉しかったり、すごく悔しかったり、いろんな思いを全部自分で受けとめて先生の愛情の中で安定する。お相撲大会はその全てが詰まっている行事と言っても過言ではなく、だからこそ、先生達も声をからして応援し、笑って泣いて抱きしめる。
運動会や発表会とは少し違う成長のステージがそこにはあることをわかっていただきたい。 です。
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