本文へ移動
ふじ美先生の相談窓口
こんにちは
子育ての事、こども園の事
心配な事や知りたいこと
なーんでも
お気軽にお電話ください 
↓↓↓↓↓↓↓
059-232-2075

社会福祉法人 高田福祉事業協会
高田保育園

三重県津市一身田町280
TEL.059-232-2075
FAX.059-232-2307
────────────────

高田(たかだ)保育園は三重県津市一身田(いしんでん)町にある保育園です。
 親鸞聖人(しんらんしょうにん)を開祖とする真宗高田派の本山、専修寺(せんじゅじ)を基盤とし、『すくすくのびよ仏の子』をキャッチフレーズに、月に一度の参拝や仏教の行事を通して「生命を大切にし、感謝するこころを育てる」仏教保育をすすめています。

────────────────

 

0
6
5
4
5
6

お盆(2025年度9月園だよりから)

 信号で止まってあたりを見ると、トンボがたくさん飛んでいます。

お孫ちゃんを車に乗せてその話題になったのがちょうどお盆でした。私が思わず「お帰り~」と言ったものですから、「誰に言うたん?」となったわけです。以前から、お盆になると急にトンボがやってくる感覚があって「お帰り」と口にしていたようなんです。仏教的にとかそんな意味ではなく無意識につぶやいていたのでしょう。

その日も同じ感覚でした。3歳児にしてみたら、なんでお帰りなん?となるのは当然のことですよね。 さあそこからです。

「誰に言うたん?」 

「トンボさんやに。いっぱい飛んどるやろ」

「なんでお帰り?」 

そやな~ばあばのお母さんとお姉ちゃんと、お父さんとさあ、、(なんて説明しようかな・・・)

「ばあばのお部屋の写真の? そーか!トンボになったんか」

「じゃあ、あのトンボさんは誰?」 

えーっと・・・」

「いっぱいおるで、わからんな~(笑)」 

「うん、そうやな。」

まったりとした時間のばあばとお孫の会話。

子どもの感受性は、想像以上に豊かで透明だな・・・と改めて。

この日の会話をいつか思い出すのかな。

ガラス越しに周りの空気を感じながら車を走らせて話をするのも素敵です。小さな画面を見ているより、面白い発見があるかもしれませんね。

TOPへ戻る