一歩に気付ける柔らかい眼差し
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今月のふじみ園長のコラム
『後悔』(2026年度7月園だよりから)
「ああすれば、こんなことにならなかったのに」とか「こっちのやり方を選ぶべきだった」とか後になって悔やむ。過ぎてしまったことだし仕方ないから考えないでおこう…と思いたいところだが、そうもいかないのが現実で。落ち込んで燻る自分がいたりする。
でも、後悔という心の作用には、振り返って考える過程があり、それが次の成功につながる突破口になることもある。「後悔する」という心の動きが成長を応援してくれると捉えてみると幾分か前向きになる。
大人の私たち。やらずに何事もなく終わるのか、やってみるのか、どちらを選ぶのかも人それぞれの価値観。幼いときから積み上げられた経験で作られてきたであろうそれぞれの価値観のもとに行動している。
でもそれは、それぞれなりに更新されていくものだと思う。
これまでの人生で後悔していることはいくつかあって、今でも、そこに思いが動くたびに ずんっ・・・と体の真ん中あたりが苦しくなるのもたしか。でもそのほとんどが、自分の身となり視野を広げてくれている礎になっているのかもしれないな・・・と、ちょうどよい「後悔」とつきあっていくことを肯定的に捉えようとしている。
さて、子どもたち。なんだかんだで上手くいかないことがあったり、嫌な思いをしたり、痛い思いをしたり、楽しくない時もあるけど、幼児期に経験することは全て学びのきっかけであることは言うまでもない。
大事なのは、そう捉えることができる大人が側にいること。幼児に「後悔」という概念はおそらくないと思うが、そもそも「失敗」に値するものが存在しないということを分かっておいてほしい。大人のそれぞれの感覚で挑戦する芽を摘むことだけは避けたいことである。










