保育職は素晴らしい
最近よく考えることがあります。ここに勤め始めた頃の自分と、そこから30年間の高田保育園。子育ての節々で職を離れようと思ったことや、そしてその度に思いとどまったことや。
不適切保育という言葉をよく耳にするようになり、自分の感覚では有り得ない出来事が事実として報じられています。子どもの一日24時間のうち睡眠時間を除くと、保育園で過ごす時間が圧倒的に多いわけで、その生活が適切でないということは、絶対的にあってはいけないのです。ただ一方で、保育士不足と言われ続けている中で、増々働き手が減ってしまうのではないかという漠然とした不安が同時にわいてきます。家庭外保育の必要性が高くなっているが故の問題で、これは尽きることがないのかもしれません。
私がこの高田保育園に居続けることができたのは、今も共に働く同僚のお陰です。当然ほとんどが年下です。そのみんながいてくれたから今の自分がある、そして現在進行形で助けてくれているから、先を見ることができるのです。
保育職は素晴らしいと全職員が思い続けられること、それは、高田保育園は最高!と子ども達とご家族に感じて頂くことに直結しているのだと、12月7日で5?歳になる私は身に染みて感じているのです。